双極II型障害と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極II型障害と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

ぼくがうつになったわけ(2)2006年 7月

相変わらずぼくの海外出張は続いていた。しかも議題は極めて政治的なものとなり、ぼくのような一介のエンジニアには即決できないものが増えてきた。

その頃から、ぼくは体に異変を感じ始めていた。食事が喉を通らないのだ。それもただ単に食欲がない、というのではなく何を食べても舌が痺れる感じがして味がわからないのだ。

さらに原因不明の下痢。特に冷たいものを食べたわけでもないのだがお腹を下してしまう。

ぼくはもともと体格はいい方である。骨太で体重も重い方だったが、この味覚障害摂食障害で5kg体重が減ってしまった。体重を落としたいとは前から思っていたが筋肉も落ちてしまい体を動かすことすら辛い。痩せたにもかかわらず体重が倍になったような感覚だ。(最もこれもうつによる鉛状麻痺というものだったのだがその時は知るよしもない。)こんな痩せ方をするとは思ってもみなかった。とても喜べたものではない。

また、これはぼくを今後10年間苦しめることになるのだが、夜眠れない、日が変わる頃ウトウトしても朝3時ぐらいに目が醒める、という不眠症状も出始めていた。まるで自分が世界のどこにいるのかがわからず、年中時差ボケ状態とでも言えばイメージが湧くだろうか。

ただ、ぼくがうかつだったのはこの時すでにうつの病状はかなり深刻な状態になっていると気づかなかったことだ。

1日休みを取ってかかりつけの内科医に診てもらったが体に特に異常は見られない。その直後医師に言われた言葉は今でも覚えている。

 

「精神科に行ってください。」

 

紹介状を書いてもらい、次の週に予約を入れてもらった。