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双極II型障害と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極II型障害と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

双極II型障害の「混合期」とは?

(この記事は11/05に書かれたものです。ちょっと投稿時期と合わないですがそこら辺はご容赦を・・・。)

 

今日は診察日だった。

僕は今日、主治医に一つのデータと2つの質問をするつもりだった。

ひとつのデータとは、前回の受診日から二週間の間に記録した僕の感情の浮き沈みと体調の浮き沈みをまとめたものだ。

そして2つの質問とは以下のものだ。

  1. 双極性障害Ⅱ型であるにも関わらず、DSM-5(アメリカの精神疾患の判断基準)の双極性障害Ⅱ型についての記述、「躁状態において自分は世界一だ、という意識、また睡眠欲求の現象、が4日以上続く。」に合致しないこと。
  2. 双極性障害Ⅱ型であるにも関わらず抗うつ薬が二剤使用されていること。

ぼくはこれで本当に双極性障害Ⅱ型なんだろうか?という疑問が頭に引っかかっていたのだ。

これらの質問に対し、まず1の質問に対して、主治医いわく、

DSM-5の判断基準はあくまでも統計的な手法に基づいているものであった全ての患者に当てはまるものではないんです。むしろばらつきは非常に大きく、感謝個人個人に対して臨床医としての経験から柔軟的に対応する必要があります。そこが臨床医としての腕の見せどころなんです。」

また、2の質問に対しては、

双極性障害に対して抗うつ薬のみ使用することは第一選択肢であってはならない、という記述はあります。しかしマイクさんの場合、うつエピソード(うつ状態)がかなり強く、しかし軽装状態も見られます。ですからまずうつエピソードを抗うつ薬二剤で改善させ、なおかつ気分安定薬リーマス)で躁に行き過ぎないようにしています。これはDSM-5も認めているところです。また、睡眠はちゃんと取れているようなので抗うつ薬はなんともなければ増やさないほうがいいでしょう。」

なるほど、確かにいまのところバランスは取れている。

次にぼくはこの二週間の体調と気分の変動を見せた。そして主治医に聞いた。

「実際にこれを記録してみて思ったのですが、体調と気分が必ずしも一致しないことがあるんです。今日もそうなのですが、体調は悪くないのに気分はかなり落ち込んでいる。、また逆の時もあります。」

すると主治医は

「それは確かにあります。うつ状態と軽躁状態が混在する『混合期』と言われるものです。」

ぼくは不思議に思った。躁とうつは両極の極をなすものでそれが混合するということがあるのだろうか?

主治医は、「実際にそういうことはあります。気分は落ち込んでいるにも関わらず、体は動く。また気分が持ち上がっているにも関わらず体が動かない。これは双極性障害の人だけでなくうつ病の人にもあるんです。」

さらに、

「この状態の時に最も回避しなければならないことは自傷行為です。その最悪なものは自殺ですね。うつ状態が心も体も支配してしまっているときはそれを行おうという気力すらない。また心と体が躁状態のときには自分は調子がいい、と思っていますから自傷行為は起こしません。しかし心と体が正反対の方向を向くとき、自傷行為のリスクは大きくなります。」

なるほど。つまり今のような「奇妙なアンバランス」のときこそ最も気をつけなければならない、ということか・・・。

今日の診察は非常に得るものが多かった。

 

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