双極性障害2型と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極性障害2型と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

母の昇天:それは平安に満たされた最高のものでした。2008年9月

2008年9月、その時ぼくは会社に順調に復帰していた。この復帰の様子はまた日を改めて書こうと思う。

ぼくのガラケーが突然なった。

「まさか、」と思ったが、やはりその通りであった。

「マイク、お母さんが亡くなった。」

ぼくは自宅に戻り荷物をまとめ、九州への飛行機に乗った。

実家に帰ると、すでに前夜式(キリスト教のお通夜)が整っており、そこに母の亡骸があった。

母の主治医がいたので、様子を聞いてみると、母は前の日は父と一緒に寝たらしいが、朝起きると既に魂は天に帰っていたという。

「きっと何の苦しみもなく、逝かれたと思います。」と主治医は言った。

何日か前に母と電話で話した時のことを思い出した。

母は、「マイク、お母さんは今が今まで生きてきた中で一番幸せだよ。お父さんがこんなに一生懸命看病してくれて、嬉しくて涙が出る。」

また、「この病気にならなかったらこんな幸せは味わえなかっただろうね。」とも言った。

ぼくは棺に横たわる母の頬を撫でながら、「おふくろ、ちょっとびっくりしただろ?朝起きたらいきなり目の前にイエス様がいるんだもんな。いきなり天国だものな。ちょっと突然だよな。」

そうい言っているぼくの頬を涙が流れ落ちた。

ぼくはその時決心した。「ぼくは生きる。何があっても、泥の中を這いつくばってでもいい。それでもおふくろの分も生きるからな。」

そしてぼくの心の中で、ギアが「死」から「生」へと切り替わる音がした。

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