みなさんこんにちは。ご機嫌いかがでしょうか?マイクです。
最近、うつに罹患する人が本当に多くなっています。社会がストレスで満ちていることを象徴するように。
ずっと憂鬱な気分が続いている。食欲もない、あるいは過食。夜も眠れないし、これってうつ病かなあ?
そう思ったら精神科へ行きましょう、ではありません。実は他の検査をする必要があります。
実はうつと良く似た症状を示す病気が隠れている可能性があるのです。そっちをまずチェックして欲しいんですね。それは以下の通りです。
甲状腺機能低下症
甲状腺の機能が低下して甲状腺ホルモンが少なくなると、むくみなどど共に倦怠感や億劫感、抑うつ感などの精神活動の低下などの症状が起きます。治療としてはヨウ素の補充などが行われます。
急なカフェイン断ち
カフェイン依存の高い人が急にカフェイン断ちすると億劫感、倦怠感、抑うつ感が起きることがあります。疲労感、イライラ、集中力の低下などがそうです。
ビタミンD欠乏症
ビタミンDが欠乏することで抑うつ症状が発症することが知られています。ビタミンDは脳内でホルモンの受容体を構成している、という説もあります。
糖尿病
2型の糖尿病はうつと似た症状を起こします。疲労感や抑うつ感、血糖値が下がるとこのような症状が起きるようです。さらに、糖尿病の方は毎日血糖値を管理しなければならないため、それによるストレスも原因となります。
双極性II型障害
軽躁とうつを周期的に繰り返す病気です。I型とちがって軽躁状態のときは本人も旗から見ても「ちょっと調子がいい」程度なので気が付きません。しかし抑うつ状態になるとまさにうつ病そのものと同じ症状を起こします。
双極II型障害は実際にうつ病と誤診されることが多い病気です。(ぼくも10年かかりました。)
うつ病は発症すると治癒までに年単位の時間がかかります。その前に可能性のあるものはチェックしておいたほうがいいと思います。
それでは、また。