双極性障害2型と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極性障害2型と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

障害者とルサンチマン

みなさんこんにちは。ご機嫌いかがですか?マイクです。

 

みなさん、「ルサンチマン」という言葉をご存知でしょうか?

これは、日本語に訳すと、「弱者の恨み」となります。

ルサンチマンの例

先日、帰りの電車の中に、1人の杖をついて酔っ払った男性が乗り込んで来ました。

彼はある座席の前に立ち、怒鳴りつけました。

「この杖が見えないのか?どけ!」

渋々どいてあげた女性の席に座ったその人、今度は隣でスマホで音楽を聴いていた男性に向かって、

「おい、電車の中で電話するな!」と怒鳴りつけ、口論となり、最後には周りの人たちに杖を振り回し、「これからの日本はどうなるんだ〜!」と暴れまくって連絡を受けた駅員に取り押さえられました。

ルサンチマンの心理

この男性は確かに杖をついていました。しかし彼が持っている思いは、「それでも頑張って社会の一員として生きよう。」というものではありませんでした。

彼にとって、「社会は自分に何もしてくれない恨みの対象、つまり悪」でしかなく、周りが悪である以上自分は正義であるから何をしても許されるのです。

こういう思いをルサンチマンと言います。もちろん、この男性は酔った勢いなのかも知れませんが。

障害者とルサンチマン

ぼくたち心身に障がいを持つ者の大半は、ルサンチマン的思考を持ってはいません。実際に

ぼくの盟友、はるうささんのブログにも引用されています。

 

haruusagi-kyo.hateblo.jp

ぼくも双極II型障害ですが、朝どんなに調子が良くても家を出る2時間前には起床します。

そして薬を飲み、フラフラになりながら薬が効いてくる2時間が経つのを待ちます。そしてやっと、家を出ることができるのです。

そのあとは1時間半の満員電車が待っています。健常者でもイライラするこの環境で、倒れそうになりつつもなんとか耐えます。

ぼくはまだ仕事についていますが、中には条件さえ合えば仕事ができるのに、合わないばかりに職がなく不安な毎日を過ごしている人も大勢います。

そんな人達の中に、ルサンチマンが巣食うことはありません。僕たちは必死で社会に貢献したいと思っているんです。

一部の健常者の中にある誤解

最近はそうでもありませんが、昔は「車椅子の人はバスに乗ってはいけない」という、変な常識みたいなものがありました。車椅子の人はバスに乗せるのが大変、というのです。いまはそれがだいぶ改善されています。ノンステップ伸ばすとかができたりしてますし。

現在でも、ごく一部の健常者には「障害=ルサンチマン」の図式を持っている人がいらしゃいます。つまり、「障害者は障害を免罪符にしている。」(これはぼくが実際に浴びせられた言葉です。)

ぼくが少なくとも双極II型障害の障害者として声を大にして言いたいのは、僕たちは心から社会に貢献したい、健常者と同じように仕事をしたい、と思っている、ということです。

僕達自身がルサンチマンと戦っています。それは、「自分の病気は『なまけ』というルサンチマンなのではないか?」という自分の中での戦いです。

そのような戦いをしながら、外部からの偏見、つまり「うつ病双極II型障害=なまけ」という偏見と戦うのは並大抵のことではありません。

そのような偏見がなくなり、健常者も障害者もともに持っている能力を最大限に発揮できる世の中が来ることを願ってやまないしだいです。

 

それでは、また。