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双極II型障害と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極II型障害と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

厚労省からの通達:診療報酬制度改定について。その2

みなさんこんにちわ。ごきげんいかがでしょうか?マイクです。

先週主治医から、4月1日付で処方できる薬が6種類以下に制限される、という旨を伝えられた、と書きました。

平成28年度診療報酬制度改定

そこで厚労省のHP、などで調べてみたところ、以下のことがわかりましたのでお知らせいたします。

実はこの規制は、平成28年度からすでに実施されているものです。

目的は、日本の精神科は諸外国に比べ、多剤投与の傾向が大きいため、それを改善するものだそうです。

それによると、抗うつ薬または抗精神病薬は2種類、抗不安薬は2種類、睡眠薬は2種類までとなっています。これに違反した場合、診療報酬(つまり医師の報酬)が減らされます。

ところがぼくが今投与されている薬剤の数は9種類です。なぜこれが可能だったのでしょうか?

例外規定

実はこれには例外規定があるのです。以下のとおりです。

① 他院で多剤投与を受けていた患者を引き継いだ場合
② 薬剤を切り替える場合
③ 臨時に投薬する場合
④ 精神科の診療に係る経験を十分に有する医師が患者の病状等によりやむを得ず投与を行う必要があると認めた場合(3種類の抗うつ薬又は3種類の抗精神病薬を投与する場合に限る。)

 

ぼくは去年、それまで通っていた病院が閉院になったため、今の病院に転院しました。

つまり、

①の他院で多剤投与を受けていた患者を引き継いだ場合

だったせいです。

しかし年度が変わるにあたって、今回の規定が適用されることになった、というわけです。

例外規定は病院にとって手間がかかる

しかしこれではザル法です。それを防ぐために、色々煩雑な手続きが用意されています。

① 当該保険医療機関において、3種類以上の抗うつ薬の投与を受けている患者及び3種類以上の抗精神病薬を受けている患者が、抗うつ薬又は抗精神病薬の投与を受けている患者の1割未満(※1)である。

② 当該患者に対して、適切な説明、残薬の確認、副作用の評価、減薬の可能性の検討が行われている。

③ 当該処方が臨時の投薬等のもの、又は患者の病状等によりやむを得ず投与するもの(※2)である。

※1 平成28年7月以降、毎年度4月、7月、10月、1月に過去3月の実績を報告。ただし、平成28年7月は改定前の方法、様式による報告でも可とし、平成28年9月までは全ての保険医療機関が①を満たすものとして扱う。

※2 処方料等における「精神科の診療に係る経験を十分に有する医師が患者の病状等によりやむを得ず投与を行う必要があると認めた場合」に限る。ただし、平成28年9月までは精神科を担当する臨床経験5年以上の医師の判断でも可。

 

診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(通知)
平成28年3月4日保医発0304第3号 別添1)
向精神薬多剤投与を行った保険医療機関は、平成28年7月以降、毎年度4月、7月、10月、1月に、前月までの3か月間の向精神薬多剤投与の状況を別紙様式40を用いて地方厚生(支)局長に報告すること。なお、平成28年7月の報告については、平成28年6月の向精神薬多剤投与の状況を平成28年度診療報酬改定前の別紙様式40を用いて報告することで代替しても差し支えない。

 なんかぼくのために主治医が仕事とはいえ、これだけのことをやっていただいて申し訳ない気持ちと感謝の気持ちがわいてきました。

まとめ

ぼくはこの改正によって困る患者さんもいることは否定しません。だからこの改正の是非については論じるつもりはありません。

ただ、明らかに多すぎる薬を処方されている患者には朗報でしょう。しかし最低限の薬の量が6種類を超えている患者さんにはきついかもしれません。ぼくもそうです。

この規制によって薬の内容を考え直さなければならなくなりましたから、不安はあります。精神科の薬は効き目が人それぞれであるのと、効き目が現れるのに1〜2週間かかるという厄介なものだからです。

しかしそこは、主治医とのアドヒアランスを良好に保ちながらソフトランディングにむけて乗り切っていくしかないと思っています。

あと、新患(できれば出来てほしくないですが)からはこれが適用されていくので、多剤投与は減っていくと思います。

 

それでは、また。