みなさんこんにちわ。。ご機嫌いかがですか?マイクです。関東地方は花粉が今ピークです。ぼくは花粉症ではないのですが、花粉症の方はお大事になさってくださいね。
薬の整理
昨日は定例の診察日でした。
先日の薬の処方を原則6種類以下にすることになり、薬の整理とまとめをしているのですが、ぼくが今まで処方されていた薬は以下のとおりです。
イフェクサー(SNRI)
リフレックス(NaSSa)
(上記の2つを合わせてカリフォルニアロケットと呼ばれています。)
リーマス(気分安定薬 抗うつ抗そう作用がある。どちらかというと抗そう作用のほうが強い。)
マイスリー(睡眠導入薬)
上記に加えて、
アジルバ(血圧降下剤)
アジルバを投薬されているのは、イフェクサーの副作用で血圧が上昇するのを抑えるためです。
これで7種類になります。
ラミクタールの投入とカリフォルニアロケットの退役
これを減らすために、新しく
ラミクタール(気分安定薬 抗うつ作用がある)
を投入しました。
ラミクタールの抗うつ作用のメカニズムはよく分かっていません。しかし抗うつ作用があるのは経験則でわかっています。
しかしながら、ごくまれに重篤な副作用(皮膚の湿疹、かぶれ、びらん、最悪は死ぬこともある。)ので、25mgから徐々に増やしてきました。今回は100mgに増量しました。
そのかわりに、
イフェクサー
の二薬を廃止しました。
これでSNRIであるイフェクサーとNaSSaであるリフレックスの組み合わせがなくなったのでカリフォルニアロケットは退役したことになります。
薬の整理の目的
今後の方針としては、イフェクサーが無くなったので、その副作用の血圧上昇がなくなると思われるので、血圧降下剤のアジルバをなくせればいいね、という話になりました。
また、同じ副作用の抗コリン作用がなくなるので、口の渇き、特に困っていたのが記憶障害なのですが、これががなくなることが期待できます。
記憶障害はうつを発症したときから仕事に支障をきたすので本当に困っていました。これでなくなってくれれば本当にうれしいです。
もしそうなれば、薬の種類は5種類に減らすことができます。
個人的にはNaSSaのリフレックスもなくせればいいな、と思います。
この薬はうつの原因であるセロトニンとノルアドレナリンの不足を補うため、これらの分泌量を増やす効果があります。
しかし副作用として、
「体重増加」「食欲増進」
というのがあります。
もともと抗うつ薬にはセロトニンを増やす効果があるので動作が緩慢になり、太りやすくなるのですが、それに輪をかけるようになるので体重が増えるんですね。
これで少しでも体重が減ってくれれば、と思います。
もっとも、一番望むのは気分が長期的に安定して薬を飲みながらでも双極II型障害が寛解することです。
それでは、また。良い一日をお過ごしください。