双極II型障害と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極II型障害と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

精神科医が実践するストレス解消法(改訂版)

みなさんこんにちわ。ごきげんいかがでしょうか?マイクです。

今日も過ぎしやすい日が、東京では続いております。ただ大気の状態が不安定で雷雨があるかもしれない、とのことです。

今日の記事は過去に投稿した記事の改訂版です。

以前の診察日だった時のことです。

そのとき、双極I型障害とII型障害について話を聞いたのですが、その話が発展して、かねてから疑問に思っていたことを聞く機会に恵まれました。

精神科医のストレス防止法と解消法

「K先生、先生のような臨床医は毎日何十人という患者を診察されておられるわけですが、精神的に疲れた、あるいは病んでいる人の話を聞くのってかなりストレスフルだと思うんですね。ストレスは移るという話をよく聞きますが、そこら辺はどう自分の中で対策されておられるのでしょう?」

「ここに来る人達はそんなに激しい人はあまり来ませんよ。」

「でも『なんで俺がこんなところに来なきゃいけないんだ。』みたいな患者や、希死念慮の強い患者さんや泣いてばかりいるさんも中にはおられるでしょう?」

「たしかにそういう病識のない患者さんや希死念慮の強い患者さんはいます。そういう人の感情に飲み込まれないように、あくまでも『自分は治療者で相手は患者』という立場を貫いていますね。語弊がありますが、一歩引いて診る、と言った感じです。私は医者ですから。」

「患者の対応に対して感情的になったりすることはありますか?」

「それはたしかにありますが、一応私も精神科医ですから、自分の感情を客観的に把握する訓練は受けていますので、『あ、自分は今こういう感情を持っているんだな。』と把握してからあくまでも治療者という立場から患者を診ます。」

「なるほど、患者と相手の感情や態度を適度な距離を置いて客観的に診る、ということですね。」

「そうです。患者の感情に巻き込まれてしまう、ということは必ず避けています。冷たい言い方かもしれませんがね。」

たしかにそうでしょう。精神科医が患者に巻き込まれてしまっては治療になりません。

「あとはストレス解消の手段を持つことですね。私はゴルフが趣味なのでよく打ちっぱなしとかに出かけます。」

偶然にもぼくが昨夜20年以上の付き合いのある精神科医の友人と電話で話した際も同じ言葉を聞きました。彼の場合はストレス解消に小旅行などをしているようです。

またかつてぼくが入院していた頃の担当医も、やはり患者とのちょうどいい距離を保っていました。その時ぼくは、「患者と主治医の結婚なんてあるんですかね?」という極めて失礼な質問をしました。すると、

「まず聞いたことありません。仕事で診察している上に、プライベートでも診察はしたくないですよね。精神科医の奥さんは精神的に安定している人が多いです。」だとか。

あと、彼の趣味はサッカー観戦。浦和レッズの熱烈なファンです。それでも基本的姿勢は変わらないと思います。

さらにぼくの前の主治医は、ぼくのうつ状態がひどいころ、「死にたい」と言った時、「死んでも誰も喜んでくれないからねえ〜。悲しむ人やバカにする人はいるけど。」とアッサリと答えられて、「それもそうだな」と思ったのを覚えています。今となっては命の恩人(^^) 。趣味は何だったか忘れてしまいました。

一般人へのアドバイス

このやり方はおそらく精神科医ではない一般人にも応用できるかもしれない、と僕は思いました。つまり他人との距離を適度に保ち、自分の立場と相手の立場を意識するようにし、かつ自分の感情を客観的に観察し、「あ、今、私はこう思っているな?」と心のなかで言葉にすることによって、ストレスを解消することができるかもしれないと思うのです。

例 会社で

たとえば会社において上司に叱責されたとします。ここで、こう思います。「あくまでも相手と自分は職務上の「上司と部下」にすぎない。個人的には何の関係もない。上司が部下を指導するのは当たり前だ。私の責任は彼が取るのだから。」など。

感情で話すのではなく、自分の感情を見つめ、それを話すのです。

 

例として、実体験ですが、

相手:「なんでこんなことも知らないんだ!」

自分:(一息ついて、相手は自分の知識の無さを非難している。それに対してぼくは不愉快だ。しかしここで感情を表に出しても何の得にもならない。むしろ相手に優越感を与えて教えてもらうように仕向けることはできないか?名を捨てて実を取る、だ。このストレスは今夜、散歩でもして解消しよう。)そう考えてこう言います。「私の勉強不足で申し訳ありません。もしよろしければお知恵を頂き、御教授いただければ嬉しいのですが…。」

大体の人はこう言われると、「しょうがねーなー」と言いながらも教えてくれるものです。

 

しかしこれを瞬時に判断するのは訓練がいると思います。ぼくもまだまだ未熟です。

特にぼくは双極2型障害の為、気分の揺れが人より激しいので自分の感情を客観的に判断するのは難しいです。

今受けている治療によって、気分の揺れ幅が少しでも小さくなってくれればいいなぁ、と思っています。

 

長文、大変失礼しました。それでは、また。お元気でお過ごしください。