双極性障害2型と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極性障害2型と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

(長文でごめんなさい。)今日は診察日。精神科医の本音を聞けました

今日は診察日でした。

来週からいよいよ職場復帰です。まあ復帰とは言ってもまだ6時間勤務の慣らし勤務ですが。

この病を発症するまでは自分が普通に働けていたことが信じられないぐらいです。

診察内容

今日の密室会議ならぬ診察は以下の通りでした。

ぼく(以下M)「今週はどうも感情が不安定で、朝イチが特に調子悪くて、午後に精神安定剤を飲んでもなんか落ち着かない感じだったんですよ。」

主治医(以下S)「どんな感じで落ち着かなかったのかな?」

M「なんか感性がセンシティブになりすぎてるというか、本読んでても悲しい場面で『どー!!』っと涙が出てきたりして。」

S「でもそれはいいことなんじゃないかなあ。うつがひどくなると逆に感受性がなくなって感動できなくなってしまうんだよね。それに本が読める、というのは躁鬱の判断基準の大きな要素だから。躁でもうつでも本は読めなくなるんだよね。」

M「あ、そうなんですね~。でも全体としてもう少し気持ちが持ち上がってほしいんですが・・・。」

S「気分安定薬は今いくつだっけ?ああ、いま2つね。前にブツブツがでたから今回は慎重にいこうね。昼に2つと夕食後に1つでいってみよう。この薬ね、用量依存性(だったと思います。)があるんだよね。」

M「それはなんですか?」

S「ある一定の量までは大丈夫なんだけどそれを超えると副作用が出る、と言った感じかなあ。人によっては最初からだめ、の人もいればそうでない人もいるし。この薬はちょっと難しいんだよ。」

M「あと、来週から復職、というので緊張しているせいもあるのでしょうか?」

S「ああ、それはあると思うよ〜。でも最初の二ヶ月は時短の慣らし勤務だから、最初は緊張するかもしれないけどすぐに慣れると思うよ。念のため頓服で精神安定剤の一つ上の量のやつ、出しておこうね。」

ということで、今回の処方は以下の通りです。

気分安定薬:↑

精神安定剤(頓服):↑

睡眠薬:→

精神科医が直面している悩み

これはぼくがツイッター上で書いたことなんですが、精神科医やってる友人が直面していることを主治医に話しました。

某市の総合病院の精神科に勤める友人が言っていたがそこは救急外来を持っている規模にもかかわらず精神科医は一人しかいない。そのため彼は1日約40人の外来診察の合間に他の科の入院患者の精神的フォローを行い、そして深夜に搬送されてくる精神疾患患者の救命措置、カウンセリングをおこなっている。そのため帰宅は深夜、明け方になることもある。担当医の数を増やすようにお願いしても、「大変なら精神科を廃止すればいい。」という声が病院内だけでなく地方自治体、更には納税者からも聞こえてくる。
こうやって精神疾患患者の数は激増しているにも関わらず受け皿となる病院の数はどんどん減っていき、また精神科医になろうという若き医師の卵もどんどん減って行く。
ぼくはどうしても患者の側からでしか物事を考えられないが、実際の精神科医が置かれている現場の状況を知ると、彼等がブラックな職場で人命のために歯を食いしばって頑張っていることに対して感謝の念を抑えきれない。また、彼は時々、無性な孤独感と無力感、この様なことをしている自分がとても惨めに思える時がある、と言っていたことも追記しておきたい。
精神疾患に対する対策は国家レベルの急務である。

S「そうなんだよね〜。ホントは精神科持ってる総合病院の精神科医の数増やせばいいんだけど、なかなか増やしてくれないんだよね〜。精神科ってみんな知らないんだけど救急外来の数って結構多いんだよ。自殺未遂とか。」

M「日本の20代の若者の死因トップは自殺ですよね。」

S「そう。自殺した人や未遂だった人はその前に必ず何らかの『サイン』を出しているんだよ。その時点で適切に対応していれば救われた命も多いと思うんだよね。

あと、若者が『ブラックじゃないまともな職場』に『正規雇用』で働けるようにしてほしいね。やっぱり若者が希望をもって働けるような国じゃないと。自殺者の数ってその国の『見えないけど本当の現状』を表しているからね。」

うーん、なんか今日は切実な現場の精神科医の声を聞くことが出来ました。

 

では、また。