双極II型障害と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極II型障害と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

精神疾患と喫煙

かつてぼくは「ヘビースモーカー」を通り越して「チェーンスモーカー」だった。

一日に吸っていたタバコは約三箱!当時吸っていたタバコは「マイルドセブン(今は名前が変更されているらしい。)」で、一箱220円だった。一月30日だとすると、

220 X 3 X 30 = 19,800円

これだけあれば新車の三年ローンが組める。それぐらいの金額を灰にしていたわけだ。

その後、運良くぼくは禁煙に成功し、それから25年近くになる。

その間にもタバコはどんどん値上がりを続け、いまでは400円ぐらいらしい(今は縁がないので詳しい価格はわからない。)。

統計によると2017年の日本の喫煙率は約32%だとか。ぼくが喫煙していたことは50%ぐらい(だったと思う。)ので、確実に下がり続けている。

しかし下がるどころか逆に上がっている分野があるらしい。それは精神疾患患者の喫煙率だ。

精神疾患と喫煙率

ぼくは禁煙して以来タバコの臭いには敏感になった。電車の中で隣りにいる人が喫煙者かどうかがわかる。

今は週一回のペースでクリニックに通っているが、そのたびにタバコ臭さには閉口してしまう。喫煙室は一階上にあるのだが、それでも臭いは漂ってくる。それほどに精神疾患患者の喫煙率は高い。詳しい数字は分からないが、感覚的には6~7割の人が吸っていると思う。

精神疾患患者の喫煙率が高いのはなぜだろうか?

タバコが精神疾患に及ぼす影響

タバコが習慣化してしまう原因は御存知の通りニコチンである。ニコチンは不思議な物質で神経を興奮させるとともに鎮静効果も持つ。これは喫煙期間が長いほど後者のほうが有利になる。

それゆえ喫煙率が高い一つの理由は精神的な不安定を安定させるための衝動だ。これは健常者の喫煙者でもイライラするとタバコを吸いたくなる、ということからもわかる。

ここでその他にもニコチンが脳や体に及ぼす影響を調べてみた。

良い影響

悪い影響

  • 肺などの循環器に大きなダメージを与え、発がん性が極めて高い。
  • 血管を収縮させる。そのため高血圧、心疾患の重大な原因となる。
  • 同上の理由により脳梗塞くも膜下出血等の原因となる。
  • 同じく、血流が悪くなり年齢よりも老けて見えるようになる。いわゆるスモーカーフェイス。

その他、挙げればキリがないので興味のある方はお調べいただきたい。しかし喫煙による人生のリスクは非常に大きいことは確かだ。

精神疾患に与える影響

ここで気になる精神疾患に与える影響については以下の通り。

その他、処方される薬の効能に対してなんらかの影響はあるだろうと考えられている。

 結論

精神疾患に対して喫煙が何らかの影響を持っていることは確からしい。健常者よりも患者のほうが喫煙者の割合が多いのは精神的なものだけではなく、何らかの理由があるのかもしれない。

しかしながら、処方される薬の効果を考えると、喫煙のリスクは健常者同様、とてもリスクが大きい。

禁煙は喫煙している期間が長ければ長いほど、吸っている本数が多ければ多いほど大変になる、というのがぼくの経験だ。しかし自分のメンタルの調子を整えるためには禁煙したほうがいいと思う。今は禁煙外来、というありがたいものもあるのでぜひ喫煙者はトライしてみてほしい。