双極II型障害と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極II型障害と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

一生懸命頑張っているんだけど成果を出せない人はいないほうがいい。

今週の概況

今週は付き合いのある会社の殆どは前半はお盆休み。長いところでは今週いっぱい休みのところもあるせいか、比較的のんびり過ごすことができるはずだった。

しかし急に命じられた資料作成のため、慌ただしい一週間でもあった。

仕事についての苦悩

こないだの三連休以来、ぼくはいかに双極性障害Ⅱ型と付き合いながら仕事の「社内の標準レベル」のパフォーマンスを出すか?ということを悩み続けている。

ぼくは障碍者採用ではないので、会社にしてみれば普通の社員と同じパフォーマンスを出さないといつ解雇されるかわからない。

つまり、

「一生懸命頑張っているんだけど成果を出せない社員はいないほうがいい。」

という非常にドライな考えが外資系一般の考え方だと思う。

ちなみに今回のブログタイトルは会社の女性社員が影でぼくのことを言っていた言葉だ。非常に悔しかった。

ぼくは前の日系企業に勤務していた時は「英語ができる。」という看板だけで周りから特別な目で見られていた。またぼく自身、ある意味で自惚れていたのかもしれない。

しかし外資系ではそれはなんの役に立たない。むしろそれは

「あたりまえでしょ。英語できなくてどうやって仕事すんのさ?」

という言葉が帰ってくる。

社会人として必要なスキル

日系、外資を問わず、仕事をしていく上で必要なスキルは以下のようなものだと思う。

  • 吸収力:インプットされた情報を短時間で吸収する。
  • 主体性:与えられた業務をイニシアチブをとって進めていく能力。
  • 思考力:相手の言うことを鵜呑みにせず、さらに深掘りして考える。
  • 会議力:会議において主導権を握る。
  • スケジュール管理力:多くのテーマを優先順位をつけて遅滞なく進める。
  • 資料作成力:事実分析、論理性に矛盾のない、相手を動かす資料を作る。
  • コミュニケーション力:上司、同僚やクライアントとの折衝において支障を来さず、必要な情報を得ることができる。
  • (これは外資系だけかもしれないが・・・)英語力:ネイティブとの会議を問題なく進めることができる英語力。

障害によって奪われたスキル

ぼくはこう見えてもDVD、地上デジタル放送を世に送り出したメンバーの一人である。(もちろん双極性障害Ⅱ型発症前だったが)上記のスキルについて、それなりの自信を持っていた。しかし今の会社に入社して発症した双極性障害Ⅱ型は、上のすべてのスキルを奪い取ってしまった。

  • 吸収力:まず一度聞いたことを覚えられない。だから同じ質問を何回もしてしまう。「仏の顔も三度まで」というが、会社の同僚はみんな忙しい。「会社の同僚の顔は一度まで」なのだ。
  • 主体性:この病気にかかってしまうとうつの時はやる気が起きない。躁の時はやる気はあるのだが空回りしてしまう。イニシアチブを取るどころか不信を買ってしまう。
  • 思考力:当然のことながら思考は論理性を欠いたものとなる。深掘りなどもってのほか!
  • 会議力:思考がまとまらないので会議を主導することができない。
  • スケジュール管理力:双極性障害は優先順位をつけられなくなるためスケジュール管理ができなくなる。
  • 資料作成力:思考が働かないため資料なんか作成できるわけがない。
  • コミュニケーション力:人と会う、話すのが億劫になるためコミュニケーションができなくなる。
  • 英語力:最も能力の低下を感じたのがこれだ。単語が出てこない。英文が聞き取れない。脳の情報処理能力が落ちるため理解不能に陥ることになった。

障がいを言い訳にしているのかも・・・

最初は「これは障がいのせいだ。」と諦めていたのだが、ぼくはあることに気がついた。それはたとえぼくが「これは障がいのせいです。」と言ったからといって、会社はそんなこといつまでも受け入れてくれるほど優しくはない。企業は慈善団体ではないのだ。だんだんぼくは、機動戦士ガンダム風に言うと、

「いつしか激しい焦りを感じ始めていた・・・。」

状態になっていた。

「このままではぼくはおろか、家族が崩壊してしまう・・・。」

そう思った。

 

(つづく)