双極性障害2型と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極性障害2型と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

【閲覧注意!少しネガティブです。】反省と国政に望むこと

今日は診察日

「あなたらしくないね。実際に行為に及ぶなんて。」

これは主治医に先日の自殺未遂のことを話したあと、彼が言った言葉だった。

実は今日は定例の診察日。ぼくは先週起きたことを洗いざらい主治医に話した。彼とぼくとは強い信頼関係があったから。

理由は?と聞かれたときもその時思ったことをすべて話した。話していて涙が出てきた。

主治医もぼくのことを信頼してくれている。だからこそOD(過量服薬)の危険はない、と信じて処方できるギリギリの量の薬を処方してくれたのだ。ぼくはODではなかったにせよ、主治医の信頼を裏切ってしまったことに申し訳無さを感じていた。

本当に悔しかったよ。

しばらくの沈黙の後、主治医が言った。

「本当は自傷行為に及んだ人は措置入院(本人の医師に反しても他傷、自傷行為を起こしかねない患者を医師の判断で強制入院させること。)させなければならないんだけど・・・。」

ぼくは

「それは適切な判断だと思います・・・。」

と答えざるを得なかった。

さらにしばらくの沈黙の後、主治医が

「もうしばらく休職する?」

と言った。

ぼくは言った。「休職はできればしたくないです。今、家計は火の車で、ぼくが働けなるということは家族の破滅を意味します。」

これ、本当に事実なんですよ。

主治医は、「入院すれば保険が降りると思うけど、環境がガラッと変わってしまうからかえってストレスになることもある。マイクさんの場合は自傷に及んだとしても未遂だし、今は薬を調整して様子をみようか・・・。確かに家計のことも気にしてたらゆっくり休めないようだしね・・・。」

処方変更

その後、主治医と話し合いながら、第2世代の三環系抗うつ薬であるプロチアデン25mgx2、また夜の中途覚醒がひどかったのでそれをなくすためのベルソムラ15mgが追加となりました。

一般的に双極性障害に三環系抗うつ薬は禁じ手(躁転が起きる可能性があるため)とされているが、ぼくの主治医の場合、双極性障害でもうつ状態がひどい時はそんなこと気にしない(といえば語弊があるが・・・)。というのはうつ状態がひどいと患者はどういう行動に走るかわからないからだ。ちょうどぼくのようにね。

いちばん大切なのは患者をその苦しみから救い出すことで、そのためには起きる「可能性がある」躁転を気にしている場合ではない、ということらしい。

ただし、一つ条件がついた。

「今度の水曜日の夜、来れる?」

どうやら状況の観察を密に行いたいらしい。

ぼくは、「なんとかします。」と答えた。

そして今までは基本一週間に一回だったのが、今週は週二回となった。

持病を持つ人達が置かれている環境

最近、総選挙が近いせいか、ウグイス嬢の大声での街宣車(ぼくにしてみれば極右も左翼も同じに聞こえる。)によく出会います。

「マイク・フラハティーがご挨拶に参りました。」みたいな感じですかね(笑)

それで帰りの電車の中で家内にボソッと言ったことは

「政治家は現状をわかっているんだろうか?」

だった。

家内は「何を?」と聞いた。

ぼくは答えた。

「この国では持病や障がいのせいで本当は休まなければならない人達が我慢して働かなければならない状況に置かれていること。」だよ。

例えばうつで休職すると家族が路頭に迷う中堅会社員、障碍者採用で働いている障碍者の方々、がん治療を行いながらも激務に置かれている人たち、腎不全で透析を受けながら仕事している方々、等々。

中には「人工透析を受けている奴らは死ねばいい。」という意見を堂々と言う政治家も出てきている始末だよね。そんなこと言う人なんて議員というより人間としての資質に疑問を持ってしまうよね。

wezz-y.com

ぼくは続けた。「さらにそのような人たちのためにある疾病給付金制度も、実は機能していないよね。」

これはぼくの例だけど、うつで三ヶ月働けなくなると、三ヶ月間の給付金が降りるんです。これは最長180日間もらえます。しかしその後三ヶ月でめでたく寛解しました。しかし不幸にも発症してから180日が過ぎ、再発しました。給付金は三ヶ月しかもらっていないので申請したらなんと、「最初の発症から180日過ぎている」と言う理由で給付金は降りないんです。つまり最初の発病後、180日間の給付金をもらうには180日間連続して病気でなければならない。その後の休職期間は約1年あるんだけどその間は給付金は上記の理由で断られています。

我が家の家計にとってこれは痛かった。ぼくはその後の休職で貯金の殆どを使ってしまった。だから今回も「これ以上休職はできない。」と言わざるを得なかったんだよね。

これを知った時、正直「ろくでもない国に生まれたもんだ」と思ったよ。

 

憲法第九条や北朝鮮ミサイルもいいけど、もっと「この国に生まれてよかった」と子々孫々までに胸を張って言える国にしてほしいと思う今日このごろ・・・

 

(終わり)