双極性障害2型と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極性障害2型と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

双極性障害 ー まだまだ認知度は低いこの障害

みなさんこんにちわ。久々の更新です。決して怠けてたわけではない、と書きたいのだが、なんか気合が入らなかった、というのが正直なところ。やっぱり怠けてたのだなあ。

まあ、ぼくはブログの更新はストレスにならない程度、と考えているので、のんびりやっていきたいと思う。別にこれで食っているわけではないので・・・。

今日は二週間ほど前に職場であった話。ツイッターにも上げたのでご存知な方も多いと思うけど。

職場での出来事

その日ぼくは、いつものように仕事をしていた。

ぼくの会社は某外資系の会社だが、日本法人はそんなに人数は多くない。数十人という規模の会社だ。

ぼくが属するエンジニアグループのとなりにロジスティクスグループがいる。そのグループは主にパーツの輸出入の関係を担当していて、とても大変な仕事だ。貨物の遅れが生じるとワールドワイドな規模で計画が遅れるので、いつもピリピリしている。

ある日、その中の女性社員が、たまりかねてこう言った。

「私も心の病になって休みたい〜!」

双極性障害を患っているぼくがこの言葉に反応しないわけがない。ピンポイントで地雷を踏んでくれた、というわけだ。

まだまだ世間の認知度は低い

実はこの言葉を聞いたのはこれが初めてではない。実は同一人物から二回目だ。

一回目の時はぼくは、

「まあ知らない人から見ればその程度なんだろうな。仕方がないか・・・。」

と思っていたのだが、二回目があったということはこの先々にも同じようなことがある、ということだ。

そのたびに嫌な気持ちになるのはたまったものではない。もちろん、彼女はぼくのことを指して言ったのではないと思うし、この二回は幸い精神的、気分の波が落ち着いている時期だったからいいようなものの、もしこれが激鬱気分のときに聞いていたらどうなっただろう?想像しただけでもぞっとする。

仕方がないのでぼくは上司に相談することにした。

上司に相談

ぼくの会社には、全社的に"corporate ethic compliance"(社内倫理規定)というものがあって、一年に一回研修を義務付けられている。

これは具体的には、

「当社の社員は性別、思想、信条、民族、年齢、人種、肌の色、宗教、障害の有無、等によって侮蔑的扱いや差別的扱いを受けてはならない。もしそのような扱いを受けた場合には速やかに会社に届けなければならない。」

というもので、また、この報告をしたことを理由に、本人が報復を受けないように第三者委員会が設置されている。

今回は「障害の有無」に該当するもので、ぼくとしてはこういう手段に訴えたくはなかったのだが、やむを得ず訴えざるを得なかったというわけだ。その時はぼくは会社の全女子社員から総スカンを食らうことを覚悟していた。だってある意味「いいつけ」だからね。子供時代にいなかった?そういうのを逆恨みするやつって。

 その後

それからややしばらくして、ぼくはその女性社員から手作りのクッキーとお詫びの言葉をもらった。

「マイクさん、軽はずみなことを言ってしまいごめんなさい。これはお詫びの印です。」

ぼくは逆に恐縮してしまった。

繰り返すようだが、彼女はぼくのことを指していったのではないと思う。ただ、あのような発言の根底には、うつや双極性障害が下手をすれば人命に関わる病であることを知らないことがあるのだろう。まだまだこの病に対する認知度は低い、と思った。

これを期に彼女がこの病が誰でもかかりうるものであり、また命にかかわること、そして本人だけでなく家族にも多大なる損害をもたらすものであることを知ってもらうことを願ってやまない。

 

(おわり)