双極性障害2型と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極性障害2型と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

双極性障害に抗うつ薬はタブーなのか?

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はじめに

ぼくはうつを患ってから、そしてそれが双極性障害2型を診断されてから14年になる。その間、自分に合う薬の処方を見つけるのに多くの時間を要し、一年ほど前からやっと自分に合う処方が見つかり、今のところ気分の波はさざなみ程度に落ち着いている。

ぼくが現在処方されている薬は以下の通り。

気分安定薬

抗うつ薬

睡眠導入剤

抗不安薬

その他

  • アジルバ(降圧剤。サインバルタの副作用で血圧が上がるのを抑えるため。)

ここで、おや?この人は双極性障害じゃなかったっけ?と思った方はなかなか鋭いと思う。

職人芸の教科書化

2013年、アメリカで「精神障害の診断と統計マニュアル第5版」通称DSM-5というものが発行された。これは多くの精神疾患の症例をもとに、それまで熟練精神科医の職人芸に頼っていたものをこれを見れば誰でも判断と診断ができる、といった感じにマニュアル化したものだ。いかにもアメリカ的、といった感じだが・・・。

極論すると、ついこの間医師免許を取った人でもある程度の診断ができるようになったわけだ。

しかしこのマニュアルには、特に双極性障害に対する投薬の方法まで規定している。それには、

双極性障害には抗うつ薬は投与してはならない。」

と書かれている。

理由は、「躁転の危険性があるため」ということだ。

医師の経験値 vs マニュアル

しかしぼくの主治医はぼくがうつ状態がひどいときはなんのためらいもなく抗うつ薬を投与する。それは、彼の言葉を借りるなら、

「目の前の患者が苦しんでいるときにその症状を緩和するのは医師の努めである。マニュアルに頼ってはいられない。」

ということだ。さらに彼の言葉を引用すると、

「ぼくの40年の経験では、もちろん投与量にもよるが、双極性障害うつ状態がひどい患者に抗うつ薬を投与して躁転した患者はいない。」

そうだ。

精神疾患の世界はまだまだわからないことが多い。それゆえ、ほかの内科疾患などと比べてマニュアル化、あるいは機械でデータを取って検証すれば誰でも同じ診断が下せる、というふうには行かないらしい。

もっとも、これはその主治医の手腕によるところが大きい、ということなのかもしれないが・・・。

ぼくの場合はあたりだったようだ・・・。

 

(おわり)