双極性障害2型と生きる いつも上を見上げて 

うつ→双極性障害2型と闘いながら社会人やってます。時々ズッコケますが何とかやってます。この病気を一人でも多くの人に知ってもらいたいです。

同じ手段を繰り返しても同じ結果しか生まれない

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きょうはちょっと辛口の話題。

 

はじめに

ぼくは長年この障害と付き合ってきているが、「類は友を呼ぶ」というか似たような障害を持っている方々との付き合いが多い。

そしてこの障害を持っている人によくあるのが、「安定した職につけない、もしくは、一つの職場に長くいられない。」ということだ。かつて同じ経験をしただけに、気持ちは痛いほどよく分かる。

精神疾患を抱えている人間にとって、「就職する」というのはとても高いハードルだ。しかし残念ながらせっかく職についても、人間関係や職場の雰囲気に馴染めず、自ら退職する道を選び、また職探しをする、という、感じになっている人が多い。

終身雇用制が崩れたとはいえ、まだまだ日本では転職に対する偏見は高い。しかし欧米であったとしてもJob hopper(短期間に転職を何回も繰り返す人のこと)は信用されない。

 Job hopperたちの共通点

今回の表題はアインシュタインの言葉から引用したものだ。

なぜこの言葉を引用したかというと、ぼくの周辺(SNSを含む)で次々と転職を繰り返す“Job hopper”たちがいて、彼らには共通点がある事に気がついたからだ。

それは何かと言うと、会社を退職する理由がほとんど毎回変わらない、ということ。つまり、職場という環境はそれぞれがドラスティックに違うのは当たり前なのに、自分の考え方や認知は全く変わっていない。そしてそれに合わないから精神的ストレスを抱え込み(ただでさえストレスは避けるべきなのに)、退職という残念な道を選んでいく。そして経済的負担を抱え、ますますストレスを抱え込む、という負のスパイラルに陥っていく。

認知の歪みの修正 

これを避けるにはどうすればいいか?それは(厳しいかもしれないが、)職場の環境を変えるか、自分の考え方を変えるか?どちらかしかない。

前者は当然無理なので、自分の考え方を変えるしかない。認知行動療法でいうところの、「認知の歪みを修正する。」ということだ。

 

アインシュタイン風に言うと、

「同じ考え方で行動していては同じ結果しか生まれない。」

といったところか・・・。

 

繰り返しになるが実はかつてぼくもそうだった。

22年間働いた会社を辞め、転職を試みた。

正直、うつでつらかったし、あと、「自分の実績なら引き手数多だろう。」とたかをくくっていた。

しかし世の中はそんなに甘くなかった。

 

今までの経歴は全く通用しなかった。世の中自体がリーマンショックで不景気のどん底だったというのもある。そして最初に就職したのは「超」がつくブラック企業だった。

そこで月200時間の残業をしながら、ぼくは必死で職場の雰囲気を変えようとした。しかしその前に自分がダウンしてしまった。

次の会社でも同じだった。残業時間はそんなに多くはなかったが。しかしそれでもぼくに刷り込まれた考え方は変わらなかった。

そして今の会社に就職したものの、入社して一年後、2回休職した。

さらに復職したその日に上司から言われたのが、「三回目の休職になったら解雇する。」という米国本社の命令だった。

 

そこでぼくは考え方を改めた。というか改めるしか道はなかった。崖っぷちだった。

「どうやったら最小限のストレスで仕事をこなせるか?」

「どうやったらストレスを解消できるか?」

そのために主治医、カウンセラーとチームを組み、ものの考え方、生活等を変えた。

その中でぼくは得た最も大きなものの考え方は、

「会社は賃金に見合う労務を提供するところであって、仲良しクラブでもなければ友人を作るところでもない。」

ということだった。

そこで仕事を円滑に進めるための最小限のコミュニケーションだけに集中した。

さらにストレス解消のため、しばらくやっていなかったテニスを再開した。

ここでは友人を多く作ることに努めた。

そのかいあって、いまではなんとか仕事が軌道に乗ってきて、上司からの評価も大きく変わった。

 

もっとも、この障害はいつ落ち込むかわからないので、注意しながら生活している次第だ。

 

みなさんの参考になれば幸いです。

 

(おわり)